24年度普通救命講習会
2012.05.20
AEDなど使用し心肺蘇生法学ぶ
5月20、札幌建労の大会議室で、札幌市消防局豊平消防署平岸出張所の署員の方々などを講師に心肺蘇生法を学ぶための普通救命講習会を開催し、組合員・家族ら13人が参加しました。講習は心肺蘇生法の基本的な説明を受けた後、人形を使っての実技を中心に行われました。
実技は急に目の前で人が倒れたり、倒れている人を発見した場合を想定して行われ、意識確認、気道確保、人工呼吸、心臓マッサージの手順で行ないました。救急車が到着するまでの数分間(約7分)、にこういった心肺蘇生法を行うことで救命率が上がり、特に心臓マッサージが重要であるとの説明を受けました。
最近は街中などで、「AED」(自動体外式除細動器)の文字をよく目にしますが、近くにあったAEDを持ってきた場合を想定して、各自がAEDの操作を体験しました。
AEDはパッドを体に張り電気ショックを与える機器で、心肺蘇生法と合わせて行うことで救命率が上がります。AEDの機器自体、音声指示してくれるため大変使いやすく操作もボタンを押すだけと簡単なものです。
しかし初めて使う方が、緊急時にパッドやプラグなどの各部品をスムーズに理解して操作できるかというと、難しいのかもしれません。そういう意味でも今回体験できたのはとても有意義に感じました。
最後に三角巾を使用しての止血法も学び、参加者は「とても勉強になった」と話していました。
組合備え付けのAEDの機器を 署員の方が説明 |
心肺蘇生法やAEDの操作を実践する参加者 |