木材加工体験学習
2017.01.18
中の島中学・柏中学の2校で実施
木の温もりや物を作る面白さを感じてもらい、将来の職人候補生である子
供たちに私たちの仕事を伝え、建設業界に目を向けてもらうことを目的とし
て例年木材加工体験学習を開催しています。
14四回目となる今回は11月21日に柏中学校の1年生5クラス男女約
150人を対象に実施、翌週の1月28日には中の島中学校で2年生5クラ
ス男女約140人を対象として行ない、初めての2校開催となりました。
これは、柏中学校の蝦名校長先生が以前教育委員会に在籍されていた時に
木材加工体験学習の開催にご協力をいただいており、柏中学の校長として赴
任された際に、当校でも開催してほしいとの要請をいただき実現に至りまし
た。
両校とも開催内容はほぼ同じもので、石田住宅技術部長のあいさつと実習
内容や道具の説明の後、ミニ上棟式が行われ、家ができるまでの工程を簡単
に見てもらってから、木材加工の実習に入りました。
各コーナーでは、鉋掛けの他、木材切り、釘打ちなどを体験してもらい、
花台の制作やコースター作りも行いました。
また、生徒には丸太を切ったコースターの材料と木片に紙ヤスリを貼った
物が配布され、自分でヤスリをかけることでオリジナルコースターを作る作
業を行ってもらいました。
作業実習終了後の質疑応答の際には、両校の生徒からの共通の質問として
「一人前の大工になるにはどのくらい時間がかかるのか」「大工になるには
どんな資格が必要なのか」「仕事をしていて一番うれしかったことは何か」
などがあり、建設業に少しでも興味を持ってもらえたのではないかと思いま
す。
後日いただいた生徒からの感想文には『大工さんが道具を大切に扱ってい
ることに感心しました』『檜を削った際に木の香りが良かった』『設計どお
りにきちんと材料がはまっていくことが凄い』等の感想がありました。
また、今回は中の島中学校に民進党の菅野太一市議と岩崎道郎市議が見学に
来校されました。