木材加工体験学習
2018.01.05
今年で15回目の開催となる木材加工体験学習を、11月20日(月)札幌市立
柏中学校(1年生男女生徒6クラス約175人)と、同月27日(月)に札幌市立中
の島中学校(2年生男女生徒5クラス約140人)で開催しました。
この行事は木の温もりや、物を作る面白さを感じてもらい、将来の職人候補生であ
る子供たちに我々の仕事を伝え建設業界に目を向けてもらうことを目的として例年
開催しています“
両校とも開催内容はほぼ同じもので、石田住宅技術部長のあいさつと実習内容や道
具の説明があり、家ができるまでの工程を「ミニ上棟式」として齋野講師の解説を
交えて見学してもらってから実習に入ります。
鉋掛けの他、木材切り、釘打ち、などを体験してもらい花台を制作しました。
生徒には丸太を切ったコースターの材料と紙ヤスリが配布され、それぞれオリジナ
ルコースターを作ってもらいました。
作業実習終了後には、質疑・応答の時間を設け両校の生徒から「どの作業が一番難
しいですか?」「一人前になるには、どの位時間がかかりますか?」「仕事をして
いて一番嬉しかったことは何ですか?」「大工さんの収入はどのくらいですか?」
との共通した質問があり、松浦執行委員長を始め講師団の方々が分かりやすい言葉
を使って回答しました。
後日いただきました感想文には「初めての体験なのでドキドキしました」「自分で
作ったコースターは特別感があります」「短時間で家が出来ていく行程を見てチー
ムワークの大事さが分かりました」と書かれていました。