松浦執行委員長・工藤書記長が秋元札幌市長に直接要請
2015.12.22
11月27日、札幌市役所で「住宅エコリフォームの補助制度の拡充と木造耐震
改修工事補助制度の拡充」について札幌市へ組合からの要請書が提出されました。
組合から、松浦執行委員長、工藤書記長、事務局担当者の3人、札幌市からは、
秋元克広札幌市長、都市局建築指導部の大島部長、市街地整備部の杉村部長の3人
が出席されました。
松浦委員長から「住宅エコリフォーム補助制度の予算額の引き上げ」「耐震診断、
設計の助成率並びに耐震改修工事の補助限度額の引き上げ」などについての要請文
が秋元市長に手渡されました。
次に工藤書記長から「木造耐震改修工事補助制度について基準の見直しと広報
さっぽろを利用した制度のPR強化」「耐震診断の補助率を九割から十割とし無料
として欲しい」「公共工事設計労務単価の整備について」などの要望について説明
がありました。
これに対し秋元市長から「住宅エコリフォームについてはこの制度が始まってか
ら予算額は8倍に利用状況は20倍となっている。執行状況にあった予算の再検討
して行きたい」「耐震診断は税金を使っているため、補助を十割とすることは難し
いが、改修工事を行った場合の診断料については検討していく」「労務単価につい
ては、金額の見直し、実態に即したものを検討して行く」との返答がありました。
中国訪問などでお忙しい秋元市長が、午後五時からという異例の時間帯でアポを
取っていただいたことなどからたいへん好感触を得ており、今後の札幌市側の対応
を期待したいと思います。