木材加工体験学習開催 -中の島中学校で-
2015.12.21
「木の温もりや、物を作る面白さを感じてもらい、子供たちに私たちの仕事を
伝え建設業界に目を向けてもらう」ことなどを目的に11月18日、13回目と
なる木材加工体験学習を札幌市立中の島中学校で開催しました。
今年も二年生の生徒だけではなく、特別支援学級の生徒や父母の皆さん、他の
科目を担当されている教員の方など多数の方が見学に来ていました。
石田住宅技術部長のあいさつと実習内容や道具の説明からスタートし、ミニ
上棟式を披露。昨年の反省から事前に土台部分を作成することで時間を短縮して、
実習時間の確保を図ることができました。組み上がった際には生徒から拍手が起こ
るなど、強い関心を示していました。
各コーナーでは、鉋掛けのほか、木材切り、釘打ちなどを体験してもらい、花台、
コースター製作も行いました。
丸太切りのコーナーでは小型の丸太以外に、直径二十五センチくらいの丸太を
用意。ノコギリを使い専用の切り台で体験してもらうコーナーが人気でしたが、
切るのに時間がかかり少数の生徒さんしか体験できなかったため、今後の検討材
料となりました。
後日、学校から「平面から立体にしていくのが凄かった」「木の香りが良かった」
などの、生徒が書いた感想文が寄せられました。
また、今回も北海道新聞社の記者が取材に来て、翌日の夕刊に記事と写真が掲載
されました。