9.13 雇用を語ろう!大集会に参加
2014.09.28
9月13日午後1時30分から、北海学園大学5号館5階50番教室で、
「雇用を語ろう!大集会」が開催されました。
現場の声で自治体から雇用を変えようと、建設や製造、介護、保育などの
現場で働く労働者約250人が集い職場の実態報告のほか、弁護士らによる
パネルディスカッションが行われました。
札幌建労からも工藤書記長、小松副委員長、主婦の会などから12人が参
加。労働界からの挨拶の後、現場からの報告では工藤書記長が一番手で建設
技能労働者の雇用実態を報告しました。その中で「低い賃金に魅力を感じる
ことができず、若年入職者が減少しており、建設業界の人材不足が深刻化し
ている。この打開として公共工事設計労務単価が2年連続で引き上げられた
が、その金額は15年前の水準にすぎない」と技能労働者処遇改善について
訴えました。また、「公共工事設計労務単価が上がったとしても、その賃金
が末端の労働者にいきわたる仕組みが必要であり、適正なルールの確立が必
要だ」と説明し、技能労働者の労務に見合った適正な賃金の確保・処遇改善
や、若者が入職しやすい魅力ある建設産業の再生を目指して運動しているこ
とを報告しました。 この他、札幌市職連さっぽろ公共サービス労働組合青少
年女性活動協会支部、札幌市学童保育連絡協議会など合計15団体から現場
報告がありました。
弁護士や有識者によるパネルディスカッションでは、雇用問題は国政ではな
く地域から変えていくこともできることを強調し、公契約条例制定の必要性や、
来年の統一地方選挙を見据えて、市政に現場の生の声を届けることが必要だと
話していました。
工藤書記長が建設労働者の雇用実態を報告